PDF明細を変換したら、合計が合わない原因
期首残高+入金−出金が、期末残高にならない。そのときの代表的な原因と、差額から手がかりを探す方法です。
まず差額を出す
期首残高に入金合計を足し、出金合計を引いた額と、明細の期末残高の差を出します。この差額が手がかりになります。
差額から原因を推す
差額がちょうど1件の金額と同じ
その取引が抜けている可能性が高いです。改ページをまたぐ行や、2行にわたる摘要、ページごとの見出し行があると、取引の行が落ちることがあります。
差額がある取引の金額のちょうど2倍
その取引の符号が反転している可能性があります。「△」「▲」「−」で表された出金が入金として読まれた、あるいは逆、というパターンです。
1桁だけ違う、数字の読み違い
画像を読み取るOCRや生成AIでは、6と0、1と7などが取り違えられることがあります。テキストPDFなら文字そのものを読めるため、この種のズレは起こりにくくなります。
列の取り違えと日付
「お支払金額」と「お預り金額」が隣り合う通帳では、列がずれて金額が反対の側に入ることがあります。また和暦(令和など)がページ上部に1回だけ印字され、以降は月日だけの明細は、年の引き継ぎに失敗すると並び順が崩れ、残高の連続性チェックが誤って見えます。
差額が説明できないとき
差額が1件分でも2倍でもない場合は、複数の原因が重なっているかもしれません。抜けと符号反転が同時に起きていると、差額は別の数字になります。そのときは、行ごとの残高を手がかりに、最初にずれる行から順に直し、そのたびに差額を計算し直してください。
行ごとの残高があるとき
前の行の残高に今の行の金額を足し引きした値が、今の行の残高にならない最初の行を探します。その行の直前に抜けがあるか、その行の金額が読み違えられています。
PennyTieはこの確認を自動で行い、合わない行に印をつけます。
試してみる: PennyTieにテキストPDFを置くと、取引の抽出と残高の検算がその場でできます。PDFはアップロードされず、ブラウザの中だけで処理されます。無料は5ページまで。スキャンした画像のPDFには対応していません。PennyTieは選択肢のひとつです。CSVが取れる口座なら、そのCSVを使うのが確実です。
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